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ミラノから日帰りスイス鉄道

スイス鉄道で行く~ミラノから日帰り個人旅行の情報サイト。

   

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アルコバレーノ:自分でプランする1日乗り放題、周遊券

ティチーノ州を網羅するアルコバレーノ。今回は1日券についてです。
(→アルコバレーノについてはこちら)

切符の仕組みや使用方法は1回券と一緒です。

1日券は有効期限が1日中なので、時間に縛られることなく電車の旅を楽しめます。
目的地だけでなく、別の町で途中下車することももちろん可能です。

イタリアからの日帰り旅行の場合は、
往復共、イタリアから(へ)はユーロシティー(※特急料金と座席の指定が必要)で
移動になるので
往路だけでなく復路の便をあらかじめ決めて購入になります。
アルコバレーノ1日券購入時に往復の便を指定します。

↑クリックで拡大
例えば、

●ティチーノ州の湖水地方の町を駆け足で訪れる(73,00Fr)
    ミラノ8:10発→ロカルノ10:26着(Giubiasco乗り換え)
    ロカルノ発15:04発→ルガーノ16:03着(Giubiasco乗り換え)
    ルガーノ発18:43発→ミラノ19:50着

●ベリンツォーナの世界遺産の城と、ルガーノの町を楽しむ(66,00Fr)
    ミラノ8:10発→ベリンツォーナ09:56着
    ベリンツォーナ発15:25発→ルガーノ15:48着
    ルガーノ発18:43発→ミラノ19:50着

●ベリンツォーナの世界遺産の城の後、アウトレットでお買い物を楽しむ(66,00Fr)
    ミラノ8:10発→ベリンツォーナ09:56着
    ベリンツォーナ発14:33発→メンドリーシオ・サン・マルティーノ15:21着
    メンドリーシオ・サン・マルティーノ発18:51発→ミラノ19:50着

●ルガーノでセレブな町を満喫して、アウトレットでお買い物を楽しむ(50,00Fr)
    ミラノ8:10発→ルガーノ09:25着
    ルガーノ発15:04発→メンドリーシオ・サン・マルティーノ15:21着
    メンドリーシオ・サン・マルティーノ発18:51発→ミラノ19:50着

※ミラノ出発時間を同一で比較。時刻表2015年06月調べ
※選ぶ電車によっては上記金額より安くなることがあります。
 その電車については後日のポストで。


スイス国内では特急料金が設定されていませんので、どの電車に乗っても
追加料金はありません。1等席と2等席の差のみです。
ティチーノ州対応列車
・TILO
・ICN(ンターシティーペンドラーレ)
・IR(インターレッジョ)
・RE(レッジョエクスプレス)
・EC(ユーロシティー)

●ただし、急行や特急は止まる駅が限られているので注意ください。

キアッソCHIASSO・ルガーノLugano・ベリンツォーナBellinzonaの駅は
 必ず特急が止まります。
 上記の駅を利用するなら普段乗らない車両に乗ってみるのも楽しいと思います。

特急車の車両は1等車・2等車に限らず座席が指定席です。
 ですが空いている席に座って問題ありません。
 もし、途中で人が乗ってきたら席を譲ればOKです。


1日券があれば、わざわざ日本からスイストラベルパスなどを予約しなくても
自分で決めた範囲で周遊券として使えます。

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スイス国鉄:オンラインチケットの買い方

オンラインチケットの購入方法です。
●オンラインチケット購入は → こちら スイス国鉄TOPページより
●下記のプリントスクリーンはクリックすると少し大きい写真になります。

 TOPページより出発地・到着地・日付・時間を入れて赤いボタンを押す

 出発地・到着地を確認してOKなら、赤いボタンを押す
1日券か1回券か小窓が出てくるので選んで赤いボタンを押す

 1等席か2等席を選ぶ。
使用する日付を「二桁日付、半角ピリオド、二桁月」で記載する。
苗字、名前、生年月日を記載する。上記同様「21.09.2015」のフォーマットで記載。
チケットの種類を選び(写真左下)、赤いボタンを押す

 通常はこちらを選んで赤いボタンを押す

 確認画面を確認して、

個人情報を入力し赤いボタン。

支払い方法を確認して、最終画面をプリントアウトし乗車する。

また、スイス鉄道のアプリがある場合は
アプリでチケットが表示されるのでプリントアウトしなくてOKです。

スイス国鉄アプリダウンロード画面へ

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Arcobaleno(アルコバレーノ)とは

arcobaleno(アルコバレーノ)とは

スイス中の交通機関は国鉄、私鉄の鉄道以外にも
バスや船(遊覧船含む)など各地域ごとに運営されている会社がいくつもあり、
それらを乗り継ぐことでスイス中を網羅できます。

通常は、各会社(サービス)ごとに支払いをして利用しますが、
アルコバレーノとは、
ティチーノ州で運営されている一部の登山電車等を除くほぼ全ての公共交通機関が
1枚の切符で乗り降り出来る地域パスのようなサービスです。
例えば電車の切符で、そのままバスに乗れる(別の会社)。ということです。

ミラノ市内の切符で、地下鉄・トラム
バスが乗れるのと同じような感じです。
(ミラノの場合は運営は全てATMという一つの会社ですが。)


アルコバレーノのシステムは
エリアごとによる一律の値段が決められていて、エリアをまたぐごとに課金するシステムです。
(↑エリア表 クリックで拡大)
(↑値段表 クリックで拡大)


エリア表で色分けされている、各色ごとが1ゾーンです。
各ゾーンごとに100~332の数字が割り当てられています。
出発地から目的地まで、通る道上にいくつのゾーンを越えていくかで料金が決まります。

例えば、
●キアッソCHIASSO駅(表の一番下、イタリアとスイスの国境の駅)から
 FOXTOWNという人気アウトレットがあるメンドリシオMENDRISIO駅までは2駅。
 ゾーンは同じ150です。この場合1ゾーン分のチケットを購入します。
 2等席で2,3フラン。スイスの列車は綺麗なので2等席でも十分です。
 1ゾーンは刻印から1時間が乗り放題です。
 
別の例です。
●同じくキアッソCHIASSO駅から、観光地でもあるルガーノLUGANO駅を見てみましょう。
 ルガーノ駅は表で見るとオレンジのエリアになります。
 ゾーンをたどると100,110,140,150の4つのエリアをまたぎます。
 なのでこの場合は4ゾーン分のチケットを購入します。
 2等席で8,2フラン。4ゾーンは印刻から2時間が乗り放題です。
 電車に乗ってバスに乗って、また電車に乗ることも可能です。

鉄道で買った切符だけでなく、もちろんバスでチケットを買っても同様です。
アルコバレーノのチケットですから、他の乗り物でもそのまま使えます。

アルコバレーノのシステムを説明するためにいろいろ説明しましたが、
実際は行き先の駅の名前を押すと、販売機がゾーンを計算してくれますので、
ゾーンを数える必要はありません。



大切なのは、
●スイス国鉄から切符を買ったら
 サービス会社関係なしに、その切符は目的地あたりの交通機関で使うことが出来る。
 だから、目的地に着いたらバス券は買わない。
 ミラノからの使用済み切符は、『使用済み』ではない。


イタリア国鉄からもスイスへの切符が買えるが、サービスは違う。
 イタリア国鉄で買った切符 → 目的地の駅まで
 スイス国鉄で買った切符  → 目的地のエリア内で繰り返し使用OK
                (自動的にアルコバレーノサービス対象)


イタリアから観光の場合、イタリア国鉄からもスイスまでの切符が買えますが、
 イタリア国鉄でイタリア国内(~Chiasso)までの切符と、
 スイス国鉄でスイス国内(Chiasso~)からの切符と分けて買う必要があります。
   ↑
と以前書いたのはスイス鉄道でアルコバレーノのサービスを受けるため、
それと
イタリア国鉄の方が通常
運賃が安いのでお得だからです。

ですが、

●MILANO~LUGANO間片道の値段を調べてみると 
2015年6月の値段
  イタリア国鉄 → 23Euro(約3200円)
  スイス国鉄  → 25Fr(約3330円) 
とほとんど差がないので、チケットはスイス国鉄サイトのみで買っていいと思います。

●旅行者が使う切符の種類としては、1回券の他に1日券もお勧めです(→クリック)


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世界遺産:サッソ・コルバーロ城に登る

入城するとすぐに見渡せる1つ目の城と2つ目の城
ベリンツォーナの町は山に囲まれています

入り口すぐにあるレストランを抜けて、塔に登る。
他の2つに比べたらこの城は小さい

併設の博物館には17世紀オリジナルの木で装飾された貴族の部屋
サーラ・エンマ・ポーリアSala Emma-Poglia
(サーラ=部屋、つまりエンマポーリアの部屋の意味)

ブレニオBlenio谷の貴族エンマ家の邸宅の部屋がそのまま移築されている。
ウォールナッツの木でつくられた壁やストーブなど
重厚感のある贅沢なつくりが見れる。

最後に一番高い塔に登る。

向こうに見える湖はマッジョーレ湖
町並みもこんなに小さく見える。緑の中にあるベリンツォーナの町。  
美しさと、3つの城を登ったことに満足したら、
あとはゆっくり下りるだけ。

帰りは緩やかな道路道の方から下った

  帰りのハイキングのために水を調達。
ここの噴水もとにかく水が綺麗。

その後、無事駅まで戻り帰宅の徒へ。

日帰りベリンツォーナを終えて
●駅を出てから駅に戻るまでかかった時間は軽い昼食込みで5時間ほどです。
●カステルグランデだけなら1時間半ほどあれば見て駅まで帰ってこれると思います。
●ハイキングにかかった時間は
 1つ目の城 → 2つ目の城までは徒歩約30分
 2つ目の城 → 3つ目の城までは徒歩約35分
 インフォメーションセンターで聞いたより暑さのせいもあり時間は若干かかりました。
●1つ目から2つ目の城の方が若干坂がきつかったと思います。
●ハイキングの靴は運動靴で大丈夫です。
●ハイキングをしない人は巡回トロリーバスもあります。
●平日なら1時間に1本、休日なら2時間おきぐらいにバスもあるので
 登りか下りだけをバスの時間に合わせて移動することも可能だと思います。

前回までの関連記事
6.世界遺産:2つ目の城・モンテベッロへ
7.世界遺産:モンテベッロに登る
8.世界遺産:3つ目の城・サッソ・コルバーロ城へ  
9.世界遺産:もうすぐサッソ・コルバーロ城

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世界遺産:もうすぐサッソ・コルバーロ城


この道を頑張って上ったらもうすぐなはず。がんばろう。
道中の鳥のさえずりが気持ちがいい。

 
インフォメーションで言ってたトロリーバス(→説明ページへ)が
颯爽と走って行った。なんともかわいらしい。

そのトロリーが通った道を歩き抜けると、駐車場に出る。
ここから道路を歩いて城を回るように登るか、
自然の中の少し足場の悪い道を登るか。
(靴は運動靴程度で問題ない)

道路を歩いてきて暑かったので自然の中の道、
木陰ルートから登ることにした。

前日まで大雨だったので足場が少し悪い。

  
が、すぐに階段道になる。
道が気持ちがいい。
湿度の低い風と鳥の声。森林浴を味わえる。

城が目の前に

城壁の外側。一枚岩のような大きな岩

トロリーバスでサッソ・コルバーロ城に来ている人は、
この左に見える道から登ってきていた。

3つ目の城、入場。
続く。

前回までの関連記事
6.世界遺産:2つ目の城・モンテベッロへ
7.世界遺産:モンテベッロに登る
8.世界遺産:3つ目の城・サッソ・コルバーロ城へ  

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プロフィール

HN:
とまぞう
性別:
女性
自己紹介:
山歩きデビューして間もないとまぞうです。
デビューしたのは、今住んでいるところが山だらけだからです。

電車を乗り継いでいろんな場所に行きたいと思います。

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